11月30日(金)に横浜市で開催された「地域活性化のための近代化産業遺産保存・活用シンポジウム」。このシンポジウムで、日光金谷ホテルを中心とした日光観光関連遺産群と、足尾銅山関連遺産群などに、経済産業省から近代化産業遺産認定証が授与されました。
この事業は、地域における産業や技術発展の歴史などを象徴する優れた産業遺産を選定し、近代化産業遺産として認定するというものです。
選定にあたっては、まず、幕末から戦前にかけての先人の歩みを象徴する産業遺産が募集されました。この公募に応募のあった全国の産業遺産などは、専門家で構成される産業遺産活用委員会で事実確認などが行なわれ、取りまとめられました。最終的には、各地域に点在する約450ヵ所について、それらを関連づける枠組みが地域史・産業史を軸に33のストーリー(物語)にまとめられました。市内では、「外貨獲得と近代日本の国際化に貢献した観光産業草創期の歩みを物語る近代化産業遺産群」というストーリーの構成遺産に、日光金谷ホテルや旧大名ホテル(日光総合支所)、JR日光駅など5件が、「銅輸出などによる近代化への貢献と公害対策への取り組みに見る足尾銅山の歩みを物語る近代化産業遺産群」というストーリーの構成遺産に、古河掛水倶楽部や現在足尾銅山観光として活用されている通洞抗など22件が認定されました。