
美しいニコライ堂の屋根「緑青」
銅製のやかんで湯をわかし、銅製のカップで水をのみ、ときには銅製の鍋でおでんをたべながら、緑青は毒なのかと心配していませんか。
毒性を考えるとき重要なのは量です。どのくらい摂取したら過剰摂取なのかそれら探ることもできますね。
銅は、通常の生活をしているかぎり極めて安全です。厚生省が緑青の動物実験を行い、毒物・劇物取締法の判定基準として、①毒物、②劇物、③普通物の分類中、「緑青は普通物」と公表しました。緑青の毒性の程度は「現在チーズやバター、マーガリンに使用されている合成保存料(デヒドロ酢酸ナトリウム)と同等である」と報告しています。鍋ややかんに銅が使用されていますが、緑青が出ても衛生上とくに問題はないそうです。もちろんきれいに手入れされてあるものを使用することお勧めします。
硫酸銅は医療において「吐剤」として使用されているそうで、誤って硫酸銅を多量に口にしても嘔吐作用によって体内に入ることはありません。