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銅について アーカイブ

2008年02月07日

足尾のこと考えてたら (社)日本銅センターに行ってみました。

(社)日本銅センターにアポ無しで伺ってみました。

東京上野にある(社)日本銅センターでお話をうかがいました。
突然わけの分からないやからがお伺いをたてたにもかかわらづ、事務局長様が親切に対応して頂きました。本当にありがとうございました。
事務局長様は、日光市(旧今市市)に4年ほどお住まいになっていた事もあると伺い、その偶然に驚いたと同時に事に、勝手に親しみを感じ質問ばかりでした。(すいませんでした。)
 こちらには銅の最先端の情報が沢山あり、銅について学ぶべき事だらけでした。頂いた知識ですが銅についての情報や誤った認識を 今後、紹介していきます。

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2008年02月12日

チョコレートの意外な効用

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バレンタインデーが近づいても、ドキドキしない生活を送っていますが・・・
さて世界中から愛されているチョコレート、日本人一人当たり一年間で食べているチョコレートの量は約2㎏(板チョコ40枚)だそうです。
甘党ではないわたしは、凄い量だと思いますが、さすがの世界一はドイツで1年間で11㎏(板チョコ220枚)だそうです。私のイメージのドイツ人のあのお腹は、ビールだけではないと理解しました。
 ところでチョコレートに銅が含まれているという事を知っていますか。カリフォルニア大学の栄養学・内科学のカール・キーン教授は「カカオ豆には銅が豊富に含まれていて、しかも多くの銅は豆がココアやチョコレートに加工されても残存する」と報告しています。
銅は、人間などの高等動物に必要な栄養素で、銅の摂取が足りないと成長が遅れたり、骨がもろくなったり、運動能力が低下したりするそうです。
最近では、ポリフェノールなども多く含む食材として名高く、豊富な栄養素を含むチョコレート、食べすぎには注意ですが、とろけるような甘さが体にいいとは嬉しい話です。
くらしの活銅学 (社)日本銅センターより

2008年02月13日

海のミルク牡蠣(カキ)にも銅は含まれる

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私の大好物の一つに牡蠣があります。冬ともなれば鍋料理にはかかせません。
最もポプラーなマガキは、英語のRの入らない月「5月(May)~8月(August)までは、産卵期のため食用に適さない話は有名ですが、これはマガキの場合であって、広島などのイワガキは春から夏にかけて旬を迎えます。日本では、養殖が進み1年中牡蠣を楽しめるわけですが、牡蠣を最もおいしくいただけるのは、産卵前に胎内にグリコーゲンをたっぷりとためた時期、マガキで言えば3月~4月のシーズンの終わりごろというわけです。
 牡蠣は、「海のミルク」とよばれ豊富な栄養素を含んでいます。グリコーゲンを始めたんぱく質、鉄分、ビタミン類、特に銅や亜鉛などのミネラルが特に多い食材だそうです。
 文豪ヘミングウェイは、「牡蠣を食べると銅の味がする」という言葉を残しているほどだそうです。
銅は血液や色素、骨や血管を正常に保つ働きがあります、私達の健康に役立つ銅の働きに又一つ牡蠣を食べる理由が出来た事に喜びを感じています。

参考資料 くらしの活銅学 (社)日本銅センター

2008年02月14日

ビールと銅のつながり

夏のビールが最高です。
冬は寒いといっても”やっぱりビール”から党な私です。 
※特に熱いくて辛い鍋(チゲ・キムチ)×ビールはいいですね!
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 1994に酒税法が改正され、年間最低製造本数が大瓶約300万本から9万本に引き下げられてから、大手ビールメーカーだけでなく、中小のメーカーもビールづくりに参入できる事になりました。今では全国で約230の地ビールメーカーがあるそうです。ご当地日光にも日光ビールがあり、昨今「日光ビール 朱」が発売され人気が出ているようです。
 話が少し変わりますが、地ビールを飲めるお店によっては、醸造設備が客席から見え、醸造に使われる銅製の仕込釜に見覚えがある方も多いと思います。この仕込釜に銅が使われているのは大手メーカーでも地ビールメイカーも同様で、昔からの伝統だそうです。
 なぜ銅が良いかというと、銅は熱を伝えやすい、加工もしやすい、耐久性も高いという事で醸造設備には非常に適しいるそうです。そしてなにより重要な事が、銅だとビールの風味がよくなるというのです。ビールの原料となる麦芽から硫黄化合物等の悪い香成分を銅が打ち消し、熟成を助ける効果があり二重の意味で銅は役に立ってるそうです。因みに、ウィスキーについても同様だそうです。
 私生活の中でビールの存在は、かなり中心よりの存在ですし、そして足尾生まれの私にとって銅とは街の歴史そのものです。こんなに近い接点に又飲みすぎてしましそうです。

参考資料 くらしの活銅学 (社)日本銅センター

2008年02月15日

銅は血のミネラル!銅は栄養機能食品!

 最近行ったコンビニで、サプリメントの栄養表示の中に「銅」の文字を目にしました。
調べてみると銅は2004年3月に厚生労働省によって栄養機能食品として栄養成分機能が表示されるようになりました。栄養機能食品の表示の対象となる栄養成分は、人間の生命に不可欠な栄養素であると科学的根拠から認められたものだそうです。
 どんな働きがあるか研究によりますと、人間の体には、約80~100㎎の銅が含まれている事がわかっているそうです。私達は毎日2~5㎎の銅を主に食べ物から摂取し、それを排泄しているのが健康な状態だそうです。体内での働きは、血液をつくったり、骨や血液を正常に保ったり、脳の働きをたすけるなどだそうです。発育の盛んな新生児は大人の2~3倍の銅を持っている事がわかっていて、この為に妊娠した母親の血液中には、通常の2倍以上の銅が含まれるというデーターがあるそうです。生まれたばかりは成長に必要な銅を十分持っていても、離乳期にはだんだんと低下する為、食べ物から銅を補う必要があるそうです。
 鉄は血液中のヘモグロビンの結合に必要となり、不足すると貧血を引き起こします。体内の銅が不足すると鉄の利用が妨げられ、ヘモグロビン合成が低下し貧血を招きます。つまり、鉄がいくらあっても銅が不足するとヘモグロビンはうまく結合できないそうです。このように血液との深い関係から、鉄や銅は「血のミネラル」と呼ばれるそうです。
 しらずしらづのうちの銅の恩恵を受けて生活している事に驚かされるばかりです。

参考資料 くらしの活銅学

2008年02月21日

銅の知識 緑青の真実

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美しいニコライ堂の屋根「緑青」

銅製のやかんで湯をわかし、銅製のカップで水をのみ、ときには銅製の鍋でおでんをたべながら、緑青は毒なのかと心配していませんか。
毒性を考えるとき重要なのは量です。どのくらい摂取したら過剰摂取なのかそれら探ることもできますね。
銅は、通常の生活をしているかぎり極めて安全です。厚生省が緑青の動物実験を行い、毒物・劇物取締法の判定基準として、①毒物、②劇物、③普通物の分類中、「緑青は普通物」と公表しました。緑青の毒性の程度は「現在チーズやバター、マーガリンに使用されている合成保存料(デヒドロ酢酸ナトリウム)と同等である」と報告しています。鍋ややかんに銅が使用されていますが、緑青が出ても衛生上とくに問題はないそうです。もちろんきれいに手入れされてあるものを使用することお勧めします。
 硫酸銅は医療において「吐剤」として使用されているそうで、誤って硫酸銅を多量に口にしても嘔吐作用によって体内に入ることはありません。

銅を配合した餌で実験

銅を配合した餌でマウスを一生涯飼育するという実験が行われたそうです。長期の銅投与による影響を実験するものだそうです。用いられた銅は硫酸銅と塩基性炭酸銅の二種類で、濃度は400ppmと1000ppmの2段階、マウス400匹だそうで、寿命は約2年だそうです。
この間の成長ぐあいや生殖への影響、肝臓への銅の貯蓄が調査されました。
 結果は成長率、生存率、妊娠、出産などの障害はなく、銅添加の影響はまったく観察されませんでした。ただ1000ppm群のマウスに肝臓への銅の蓄積が見つかり、軽い肝臓の繊維化が認められたそうです。
400ppm群では銅の蓄積が見られず、このくらいの濃度では、吸収や排泄の段階における調節機能が働き、体内の銅レベルを一定に保つ働きがされていると考えられます。400ppmという濃度は、食品の中でも銅を多く含むレバーやナッツなどの50~100倍の銅含有量で、1000ppmともなれば日常では考えられない高濃度となるそです。
 動物ではなく人間においても慢性中毒を起こしたという明らかな事実は知られていません。

2008年02月28日

 銅を扱う工場で働く人の健康調査報告

 銅を扱う工場で働く人の健康調査報告です。
長期にわたって銅の粉塵などを比較的多量に多量ににあびている人の肝臓の機能や血清中の銅たんぱく量や貧血について調査されたそうです。その結果、仕事内容にかかわらず正常なものでした。長いかたは、20年に及ぶ勤続年数の人もいましたが、すべて正常値で、一般のかたとかわりありませんでした。。また、海外の銅鉱山、精錬所においても同調査を行ったそうですが、作業者は硫化銅や酸化銅のダストに長年さらされていましたが、この調査でも肝臓や血清の銅濃度は正常で健康障害は見あたらないそうです。
 フィンランドの銅鉱山でしらべられたことですが、そこで働く人々には関節炎が非常に少なく、また怪我をしても化膿しにくかったそうで、現状の知識から考えると、この例は銅の抗炎症作用という利点を認めた例だそうです。銅関係者が口にする「銅工場で働く人に水虫の人がいない」という話があるそうで、どうが持つ抗菌効果を利用した水虫対策グッツや、抗菌靴下なども発売され人気を呼んだそうです。

参考資料 くらしの活銅学 日本銅センター

 銅を扱う工場で働く人の健康調査報告

 銅を扱う工場で働く人の健康調査報告です。
長期にわたって銅の粉塵などを比較的多量に多量ににあびている人の肝臓の機能や血清中の銅たんぱく量や貧血について調査されたそうです。その結果、仕事内容にかかわらず正常なものでした。長いかたは、20年に及ぶ勤続年数の人もいましたが、すべて正常値で、一般のかたとかわりありませんでした。。また、海外の銅鉱山、精錬所においても同調査を行ったそうですが、作業者は硫化銅や酸化銅のダストに長年さらされていましたが、この調査でも肝臓や血清の銅濃度は正常で健康障害は見あたらないそうです。
 フィンランドの銅鉱山でしらべられたことですが、そこで働く人々には関節炎が非常に少なく、また怪我をしても化膿しにくかったそうで、現状の知識から考えると、この例は銅の抗炎症作用という利点を認めた例だそうです。銅関係者が口にする「銅工場で働く人に水虫の人がいない」という話があるそうで、どうが持つ抗菌効果を利用した水虫対策グッツや、抗菌靴下なども発売され人気を呼んだそうです。

参考資料 くらしの活銅学 日本銅センター

歌舞伎に銅のかつら

 100年以上前の日本では、個性を持ったスタイル、最先端を追いかけるものを「かぶき者」と呼んだそうです。あの織田信長もその一人であったそです。
 これが「歌舞伎」の語源だそうです。庶民の楽しみだった歌舞伎と銅のつながりが以外にもあるそうで。歌舞伎役者のかつらベースには銅版が使用されているのです。役者の頭の形や役柄ごとの形に合わせて、銅板を延ばしたり、叩いたり、形を整える。加工しやすい銅だからこそ、オリジナルでジャストサイズのかつらをつくることが出来るそうです。
 銅がはられた歌舞伎のかつら、銅の殺菌作用で長い時間使用しても、汗による不快なにおいがおさえられるそうです。
 

2008年03月03日

銅と長寿!そしてメタボリックシンドローム

 長寿で知られる島根県の隠岐の島の町民の調査を島根医科大学とイギリス・ケンブリッチ大学が行ったそうです。隠岐の人たちの白血球に含まれる銅の量がケンブリッチ市民に比べなんと2倍あって、さらに一般の静脈効果疾患者に比べて6倍もあることがわかったそうです。隠岐の島町では心筋梗塞にかかるかたの数がすくなく、ケンブリッチ市では死因のトップだったそうです。動脈硬化を起こす要因、血液の中のコレステロール値は隠岐もケンブリッチも同じくらいだったそうです。海に囲まれた隠岐は新鮮な海の幸、銅を多く含む沢山の海産物に恵まれています。
2つの大学は、「魚介類に恵まれる隠岐の人々の食事を科学的に分析することによって、理想的な長寿食をつくることが出来るようになる」とコメントしており、コメントのくくりには、動物の心筋梗塞が銅で予防されることが知られていることから、銅は血管の若さを保つ働きがあるのではないかと結論づけていたそうです。
 銅の効果かは、かなりまえからいわれた有力な仮説です。生活習慣病としての心臓病(狭心症、心筋梗塞)と銅摂取量の関係はアメリカのグレービーという学者が指摘してました。銅が不足するとさまざまな症状がでます。心臓に関する結果をあげると、動物実験ですが、銅不足により動脈効果がうながされ、心筋をを変化させ、心電図の異常をもたらすことがわかっているそうで、有害な過酸化物を除く力も減退するそうです。こうした症状と、人間の心筋梗塞の病態がぴったり一致していることから、銅不足の為ではないかと考えられました。
 近年盛んに呼ばれているメタボリックシンドローム。この概念は、動脈硬化による病気をいかに予防するかという考えから生まれたそうです。2004年厚生労働省の調査によると、メタボリックシンドロームに該当する人は、40~74歳で約940万人いるそうで、予備軍は、約1020万人と推定されているそうです。メタボリックシンドロームにならないためには、まず運動が重要で、厄介な内臓脂肪は、いざというとき溜めておく皮下脂肪に比べて、日々の運動により容易に落とすことは可能だそうですよ。
 そして運動だけではなく大切なのはバランスのとれた食事が一番だそうすが、外食や肉類中心の現代の食生活は、銅の摂取量を少なくさせている傾向にあるそうです。一日2から5mgが必要でですが、海の幸が解決してくれます。豊かな海に囲まれた日本には銅を含む新鮮な魚介類が豊富にありますので、牡蠣、たこ、いか、伊勢海老などに舌つづみをうつことも健康の為に必要だそうです。

2008年03月04日

アルツハイマー病にひとすじの光

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 現在日本には、約60万人のアルツハイマー病患者がいるとされています。80歳以上になると5人に1人がかかる割合の身近で大変な病気です。近頃は40歳代で発祥する若年性アルツハイマー病が増えているそうです。若年性アルツハイマー病はほとんどの場合遺伝によるものが多いといわれています。
 アルツハイマー病は、正常なら分解されるはずのたんぱく質が脳に沈着して固まり神経をおかすと考えられています。残念ながらアルツハイマー病の治療方法は、見つかっていません。これから高齢化が進むにつれ早期治療法の発見が望まれます。
 2001年「アルツハイマーの病変たんぱく質、銅イオン投与で抑制」という記事が日本経済新聞に掲載されました。甲南大学の杉本己教授は、アルツハイマー病の際に脳内に沈着するたんぱく質に銅イオンを混入すると、銅とたんぱく質のアミノ酸の一部が結合してたんぱく質の増加を抑制する事を実験で確認したそうです。治療法として人間の体内に銅を投入することは難しいそうで、この原理を応用した医療品をつくるのに役立つのではないかと話題になりました。
 杉本教授はこの実験にについてコメントしています。
「もともとDNAやRNAに金属イオンがどのような影響をあたえるかかを考察する一環で、たんぱく質の構造変化もみてみよう今回の事件がはじまりました。そこで、たんぱく質に反応する蛍光体の発光強度を調べる方法で確かめました。すると、銅イオンの銅イオンのない場合たんぱく質の沈殿が起こって繊維状のものがでます。それに比べ銅イオンが最初からあった場合、これがほとんど生まれていない。そこで銅イオンがアルツハイマー病のたんぱく質を回復というか、構造を逆向きに戻すことが可能だということをみつけだしました。」
 さらに実験の結果、たんぱく質の沈着が進み、生成量が増えたあと、銅イオンを投与すると、発光強度が大幅に下がることも確認されたすです。
 この研究ははじまったばかりであくまでも試験管の中でのことで、実際に体内に適用したときの効果は、未知数だそうです。しかし、銅イオンのたんぱく質への抑制効果は、アルツハイマー病だけでなく、BSE、クロイツフェルト・ヤコブ病などのプリオン病にもうまく働くことが確認されているそうです。
 銅イオンがたんぱく質の構造変化に影響することがわかったので、今後、医療の分野での銅の活躍に期待をしましょう。

参考資料 くらしの活銅学 (社)日本銅センター

2008年03月06日

銅が大事な赤ちゃんを丈夫に育てる

生まれたばかりの赤ちゃんには、安全で栄養価に優れたものを与えたいと考えます。母乳の代わりになる粉ミルクはその最もたるものでしょう。
 1976年出されたWHO(世界保健機構)により人工乳の必須金属含有量について勧告によると、銅の含有量は100ml中40マイクログラムだそうですが、日本の粉ミルクは、100ml中3.1~7.2マイクログラムしか含んでいなかったそうです。もともと人間の母乳には、出産後1ヶ月あたりまでは、100ml中45マイクログラム程度ふくまれているそです。 
 なぜ日本だけ極端に少なかったというと、日本では銅が食品添加物として認められていなかった為、添加ができなかったそうです。
 その後、小児科学会や新生児学会で銅欠乏症例が報告されるようになり、問題が注目されるようになりました。銅欠乏症は、貧血、発育不足、下痢、低体温、皮膚や毛髪の色素減少、骨病変などが症例としてあげられています。
 こうした問題定義を受けて現厚生労働省に対し、銅および亜鉛の添加を認めるよう要請を出し、食品衛生調査会に諮り、1983年に認可に踏み切りました。その翌年から市場に登場することになりました。現在では、粉ミルクの銅添加量は100mg中320マイクログラム、わずかな量ですが、これによってかわいい赤ちゃんの成長を助けているそうです。

2008年03月09日

光合成を銅が支えている

私たちが酸素を吸って生きているのは、植物が光合成により酸素を吐き出してくれるからであると、理科の実験で習いました。その基本的な光合成を支えているのは、銅であることを知っていますか。
 銅は人間の生命に必要なミネラルです。人間だけではなく、動物、植物においても不可欠な栄養素です。銅は、それらの組織において多くのたんぱく質と結びついていたり、もしくは酵素の主要な部分をしめているそうです。酵素とは、動物、植物が必要な機能を発揮する際に必要な栄養素で、例えば植物にとって銅は、プラストシニアンと呼ばれる酵素の成分だそうです。ご存知のとおり光合成は植物の生命にとって非常に重要な機能です。植物は、必要な銅を土から吸収しています。土壌や植物の種類によって違いがありますが、植物が土から必要量の銅を摂取するためには、乾燥土壌中の濃度として7ppm程度の銅が含まれている必要があるといわれているそうです。この状態より低い場合、一般的に銅欠乏症を起こします。特に小麦などの穀類、りんご、桃などの果実類などは、土銅の欠乏に敏感だそうです。
 世界において、どの土地でも銅の量が足りているわけではあえいません。国際銅研究協会が1984年に公表した調査結果によると、世界の大部分の地域で銅が欠乏しているそうです。世界の14ヶ国(ヨーロッパを除く)のうち、約3億4700万ヘクタールは存在的に銅欠乏の土壌であると推測していて、このうち約70パーセントは、アメリカとオーストラリアが占めているそうです。
 一般的に植物に銅が不足すると成長が悪かったり、葉が縮れて黄色や白色になったり、根の発育不足、種子が発芽しない、病気や寄生虫に対する抵抗が弱い、殻類の収穫量低下などの症状がみられるそうです。
 銅が不足している土壌では対策として、土壌に銅を添加する方法があるそうで、イギリスのロンドン大学において行なわれた研究では、銅を多く含む肥料を畑に与えたところ大麦の収穫高が28.5パーセント増加したした事を報告しています。ごく微量の銅の存在が殻粒の収穫に大きな影響与えたこがわかったそうです。

2008年03月10日

動物にとっての銅

 動物にとっても銅は不可欠なものです。動物には人間も含みますが、その成長及び健康のためには微量の銅が必要となります。銅が不足すると、牛、羊、豚、犬、ねずみ、うさぎ、にわとりなどの動物で骨格組織に異常がみられるそうです。組織の発育不良から大動脈の破裂、心不全などが生じます。
さらには貧血病や生殖不能病、成長の鈍化、色素形成の不足下痢、種々の神経病にかかったりします。乳牛は乳の出が悪くなり、羊は低品位の剛毛になるなど含めて、家畜には非常に大きな問題となるそうです。銅の欠乏病は、銅含有の飼料を与えることによって克服できます。銅を家畜の飼料に添加することは、ずいぶん前から農家で行われてきているそうです。
 アメリカの農務省は「家畜に与える牧草中の銅濃度は、6ppm以上あれば必要量を満たすとされているが、この量は最大の効果を上げる為の必要量を示していない。動物の健康や成長のためには、これよりはるかに高い銅摂取量が必要だ」とコメントしているそうです。
アメリカ・フロリダ大学の研究結果から、10ppm銅を含有した資料で養育された豚にくらべ、250ppm銅を含有した餌料で飼育された豚は、22・1パーセントも早く成長したと報告していて、この研究において、加える銅の種類は、硫酸銅、酸化銅、炭酸銅、塩化銅、銅メチオニンすべてが有効であると証明されているそうです。
 

2008年03月11日

銅の抗菌パワー!「微量金属作用」

 大勢の人の手から手へ渡される10円玉には、多くの雑菌が付着していると思っていませんか。
残念ながらその様な心配は、必要ありません。貨幣の細菌を調査すると、使いまわししている銅のコインは、まったくの無菌状態であると言う事が分かています。銅の効果によって細菌や微生物の繁殖を抑える力が働いてるそうです。
 年配の方は「銅壺の水は腐らない」「銅の洗面器は眼病に良い」などの話を耳にした方も多いとおもいます。銅の殺菌効果は、ずいぶん昔から知られており、私たちの暮らしに生かされてきました。例えば、障子やふすまの取手、ドアノブ、手すりなど、沢山の人の手にふれる場所には、銅や真鍮が用いられています。なぜ銅には、細菌の働きを抑える効果があるのでしょうか、それは、「微量金属作用」という金属のパワーだそうです。
 1893年、スイスのフォン・ネーゲリーという植物学者は、その当時ではまだ分析できなかった微量な銅イオンが水にまざるだけで、アオミドロという藻の一種を死滅させる働きを発見しました。また、銀、水銀などの他の金属イオンが含まれた水にも、同様の効果があることを発見しています。このように、低い濃度の金属イオンが溶け出した液体の中で微生物や藻等が死滅させる効果は、オリゴディナミーと当時呼ばれたそうです。現在では、一般的に「微量金属作用」と呼ばれているそうです。詳しいメカニズムは、まだ分かっていないそうで、人や動物が中毒症状を起こすのと同じく、細菌や微生物の中に許容量を超えて溜まった銅イオンが、酵素の働きを抑制するそうです。
 この微量金属作用は、銅以外の金属にもあり、効果は銀、白金、金、銅、鉛の順に大きいそうで、古くから人間の生活に取り込まれてきました。1930年代の環境衛生学の教科書には、水道水の殺菌、プールの水質を保つ手段として、微量金属作用が解説されています。
 このように銅の抗菌作用は、身近なくらしの中でおおいに役立つということがわかります。「微量金属作用」堅苦しい感じがしますが、その効果を健康で、衛生的な生活をおくる為の知恵として活用してみはいかがでしょうか。

”緑青は猛毒”は濡れ衣だった

 緑青の青みがかった鮮やかなグリーン色からイメージする印象は、人それぞれだとおもいます。
私は、古びたお寺の屋根を思い浮かべています。
 歴史有るお寺の屋根が美しい緑色をしているのは、銅屋根の表面が長い時間をかけて変化し、銅の錆の一種である緑青に覆われている色だからです。緑青は見た目だけの美しさだけではありません。銅の表面で結びついて、屋根を腐食から保護する役割をはたしているそうです。また古来より天然の緑色の顔料として大変貴重に扱われてきたものでもあるそうで、古くから暮らしのなかで珍重されてきたのにもかかわらず、昭和の時代まで有毒なものとして扱われてきました。
 そもそも、緑青が毒であるという考え方は、どこからきたかもはっきりしていないようです。しかし主な原因は、学校の教科書にあったようです。戦後の小学校の教科書「5年生の理科/金属の錆」には、「銅のさびの一種である緑青には毒性がある」と書かれています。また当時の百貨辞典にも、緑青は「有毒」と書かれています。ここで覚えた知識が長い間信じられてきたようです。しかし、教科書には緑青がなぜに有毒であるかについては、説明されてなく、緑青の毒性を証明する内容は書かれていないそうです。海外の文献にも緑青の毒性を訴えるものはなく、この誤解は日本だけの様です。 
 そこで、(社)日本銅センターが根拠のない誤解を解かんとして、東京大学医学部に依頼をして、緑青の動物実験を6年間にわたり行ったそうです。その結果、緑青は、無害同様の物質であることが確認されました。この報告を受けた厚生省も、1981年から国の研究として動物実験を行い、3年間にわたる研究の結果、緑青は「無害に等しい」との認定をだしたそうです。
 1984年8月7日、NHK「朝のニュースワイド」で緑青猛毒説は誤ったものであることが厚生省の見解として報道されたとされています。全国紙の朝刊(朝日、毎日、読売)にも、このニュースが大々的にとりあげられたそです。
 長い時間をかけて、ようやく緑青が無害であることは証明されました。その後教科書から緑青が有毒であるという内容は、削除されました。しかし、厚生省の発表から20年以上が経過した現在も、緑青は猛毒で恐ろしいという印象は完全になくなっていないようです。人々根深い意識が変わるには、さらに長い時間がかかりそうです。
 

2008年03月13日

緑青が成分の「たこの吸出し」

こどもの頃、遊びに出かけて地べたに座ったとたん飛び上がるほど痛い経験があります。家に帰ってから確認すると、尻に小さいできものが出来ていた記憶があります。その度に祖母が塗ってくれた薬があります。年配のかたなら懐かしく感じるかたも多いかと思われます「たこの吸出し」です。昔からあるおできの薬「たこの吸出し(吸出し青膏)」は、現在でも販売されているロングセラーのくすりです。このユニークなネーミングのとおり、パッケージにはたこの絵がかかれています。中身は濃い緑色で、少し不気味な感じでですが、化膿したおできや腫れ物に塗ると、自然に膿を出してくれるのです。
この軟膏の不気味な緑色はなぜかご存知ですか。実はこの薬の成分に緑青が使用されていたそうです。銅が安全な事はもちろん、薬として私たちの生活を支えていたこともよくわかります。
※現在の薬は、緑青から硫酸銅に変わっています。
 このように銅と医学の係わり合いは古くからあるそうで、薬や医療器具などさまざまな形で健康に関わり、支えてきということです。ここで医療の分野で活躍する銅を紹介しています。
 漢方の分野には、古くから書物に伝わる沢山の薬があり、その治療には沢山の薬の中から症状に応じて適切な薬を処方するわけですが、その中に銅や緑青も使用されていました。漢方の有名な本草書「本草網目」によると「銅で薬になるのは赤銅である」「金と銅の合金は薬として最も秀でている」と書かれているそうで、銅が重要な薬として扱われていたことがうかがえます。漢方での緑青は、殺菌剤や止血剤などに、赤銅は風邪薬としてしようされていたようです。
 はるか昔の古代エジプト時代、今から3000年も前から医療器具としてナイフ、ペンチ、ピンセットなどに銅が使用されていたようです。医療器具に銅が使われた理由は錆にくく、加工しやすい事と、銅の抗菌効果で器具が衛生的に保たれることも利点の一つであったでしょう。いま、医療器具の多くは手入れの簡単なステンレス製などに代わってきていますが、衛生的な環境を大切にした医療現場ですから、抗菌効果のある銅を見直す時がくるかもしれませんね。
 

2008年03月18日

病院でも銅の活躍が期待されている

けがや病気の治療の為にいった病院で、別の病気をうつされるという事態が起きています。ニュースや新聞などで目に付く「院内感染」。現在院内感染は、医療施設の信頼をゆるがすほどの問題になっています。
 病院などの医療施設は、人の出入りが激しく、患者さんと一緒に病源菌が外部から院内に持ち込まれやすい環境です。健康ならば影響のない弱い菌でも、高齢者や幼児、入院中の患者さんなど免疫力が低下している方には、重い感染症を引き起こす危険性があります。医療施設内で人から人へ、または医療器具などを通じて感染する感染症のことを院内感染といっています。現在全国の医療施設には、院内感染を防止するためのマニュアルを徹底するなど、積極的な改善策が求められているそうです。
(社)日本銅センターでは、新たなプロジェクトをスタートしました。
試験の協力には、細菌学の権威・北里柴三郎博士の精神を受け継いで創設された北里大学病院。銅の抗菌性を生かして病院の衛生環境をつくる世界でも初めて実験です。
 試験は、皮膚科病棟内に銅板と黄銅板を設置し、そこから採取した細菌と何も設置しない場所で採取した細菌を培養して、細菌の塊(コロニー)の数を比べる方法で行われました。銅板や黄銅板を設置した箇所はベットの柵、洗面台、シャワーヘッド、ドアの押板、ドアノブ、手すり処置室の床など。培養する菌の種類は、院内感染の主な原因となるMRSAを含む黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、緑膿菌、大腸菌の4種類と一般細菌です。
 病室の床に設置した銅板、黄銅板、なにも設置していない床か採取した菌の試験結果は次のとおりだそうです。
・黄色ブドウ球菌=普通の床で菌が多数見られるが、銅板や黄銅板からはまったく検出されない。
・MRSA=普通の床と比べ、銅板や黄銅板からは菌がまったく検出されない。
・表皮ブドウ球菌=普通の床と比べ、銅板や黄銅板のほうは菌きわめて少ない。
・一般細菌=普通の床と比べ、銅板や黄銅板では菌のコロニー数が極端に少ない。
また、洗面台やバスルームなどの湿った環境から検出される緑膿菌や大腸菌についても、抗菌効果が得られることが確認されたそうです。
 今回の試験について、このプロジェクトのリーダーである北里大学医学部・笹原武志先生は、これまでの成績から「銅や銅合金には院内感染の原因となる細菌を軽減し衛生環境を改善させるはたらきがあるとおもわれる」との見解を示されているそうです。
 これからは病院でも銅の活躍が期待されています。

(社)日本銅センター くらしの活銅学より

2008年03月19日

銅のレジオネラ菌に対する抗菌効果

 日本人が愛して止まない温泉や銭湯などでレジオネラ菌に感染して命を落とすといった、恐ろしいニュースが注目を集めています。
 レジオネラ菌は、本来自然の中に生息する細菌で、人から人への感染はなく、クリーングタワーの冷却水、循環式浴槽、給湯設備、加湿器、温泉の水、ガーデニング用の肥料等が、感染の主な原因となっています。(社)日本銅センターは、レジオネラ菌に対する銅の抗菌効果について実験の調査をまとめています。
 実験には2つの方法が用いられたそうです。一つには抗菌効果を試す調査で、水道用配管素材として使用する銅板、ステンレス板、塩化ビニール板にレジオネラ菌をまき、培養後の菌の繁殖数を測定する方法です。結果は試験片1枚当りに50万~60万CFU(Colony Forminng Unit 菌がまとまって成育した数)いた菌が、銅板では、1000CFU以下に減少しました。他のステンレス板、塩化ビニール板は、ほとんど減少しないとうい結果だそうです。
 次は銅イオン濃度と作用時間を調べる実験で、段階的に濃度を変えた銅イオン溶液中にレジオネラ菌をいれて繁殖する菌の数の調査です。結果は、銅イオンの濃度と作用時間に比例して、抗菌効果が高くなる結果が得られたそうで、この実験から銅はレジオネラ菌に対して優れた抗菌作用が働くことが証明されたという事です。

銅のO-157に対する抗菌効果

 皆さんの記憶にも新しい、食への安心を脅かした病原性大腸菌O-157が猛威をふるったのは1996年です。外食産業においては売上が急落し大混乱をまねきました。
いろいろな食品をt通じて感染されると言われているO-157には今後も十分な注意が必要であるといわれています。なんと銅はこのO-157にも抗菌効果を発揮することが実験で証明されているそうです。
実験は、シャーレの中にO-157の菌を含んだ寒天を入れて、その上に銅板、黄銅板をおいての観察する方法です。結果は、銅板、黄銅板には菌の繁殖が妨げられおり、銅板の真下は菌が全く発育しなかった結果を得たそうです。この試験結果は、発表された途端に問い合わせが殺到したそうです。

(社)日本銅センター くらしの活銅学より

銅のクリプトスポリジウムに対する抗菌効果

 「クリプトスポリジウム」聞いた事のないような名前ですが、人間に害をもたらす病原微生物で、水や人の手などから感染し、激しい腹痛、下痢を引き起させるそうです。この微生物は塩素に強く、水道水の塩素消毒でも死滅しないために大変恐れられている病原微生物だそうです。
 クリプトスポリジウムについても銅イオンの抗菌効果の実験が行われたそうです。結果は銅イオンによってクリプトスポリジウムのオーシスト(クリプトスポリジウムをおおう硬い殻)の形がくずれたり、壊れることを発見出来たそうです。さらに銅イオン処理をしたオーシストをマウスに感染させて実験したところ、クリプトスポリジウムの感染症が不活性化されていることが分かっているそうです。
 新しい可能性を広げる銅の抗菌力にさらなる興味が沸いてきます。

(社)日本銅センター 暮らしの活銅学より

水道管も銅管が安全で衛生的

 蛇口をひねれば水があふれんばかりに出てくる、あたたかいお湯もたくさん使える。本当に豊かな国に生まれました。
 当たり前ですが、それぞれの家庭の蛇口まで水を運ぶ為には、水を送るパイプが不可欠です。蛇口から出てくる水やお湯は銅管を通ってきているかもしれません。銅管は給水管、給湯管として私たちの生活のライフラインを支えています。
 日本でビルや家の配管に使用されたのが1923年の大阪医大病院で給湯用に用いられたのが最初のようです。水道用には、1932年に東京市水道局が、1937年には大阪市水道局が銅管を採用したそうです。
 その後、銅管は、加工性に優れ、プレハブ化などにより施工性を高められることから、沢山の高層ビルの配管に用いられるようになりました。また一般のマンションでも幅広く使われるようになったそうです。
 海外では配管といえば、銅管が常識で、アメリカでは、給水、給湯用配管のほぼすべてにおいて銅管が使用されているそうです。
スウェーデン、オランダ、イギリスなどのヨーロッパ諸国では、給水用配管の約90%、給湯用配管のほぼ全て銅管だそうです。日本では、給水用では少量ですが、給湯用ではほとんどの配管に銅管が用いらています。
 世界中の国々で銅管が選ばれているのは優れた特徴が沢山あるからです。銅管は耐久性が高く、あの阪神・淡路大震災を経験した病院やホテルの銅管を調査したところ、損傷がなかったそうです。また、施工性が高く長持ちするのでトータルコストで考えると経済的なうえ、資源価値の高い銅はリサイクルとしても活用できて、なによりの特徴が抗菌効果で衛生的なのがメリットです。
 銅の微量金属作用のはたらきで細菌などを抑える効果が分かっていますが、銅管の中で抗菌作用はどう働くのか(社)日本銅センターは、(財)東京顕微鏡院・食と環境の科学センターに委託して、銅管の抗菌効果を実験したそうです。
 実験には、ポリブデン管、架橋ポリエチレン管、ポリエチレン管、硬質塩ビ管、塩ビライニング鋼管、ステンレス鋼管、銅管の7種類で、それぞれの管材に大腸菌を含む菌液を注入して数時間後の検査をしたそうです。
結果銅管には、大腸菌の生存数を低下させる効果が認められましたが、他の管材には同様の効果は見られませんでした。銅管は、他の金属や樹脂系の管材に比べ優れた抗菌効果があることを実証されたそうです。

2008年03月21日

銅の抗菌効果が水虫に効く

日本人の約2割が水虫に感染していると言われています。以前は、「おじさんの病気」というイメージでしたが、現在は、若い女性にも水虫に悩まされている人が増えているそうです。いろいろなファッションの流行、むれやすいブーツをはく機会が多くなったからではないでしょうか。理由はっきいりしていませんが湿度の高いブーツの中は水虫にとって絶好の繁殖環境だそうです。
 水虫は、足の裏にカビが棲みついて繁殖し起きる病気です。カビの正体はおもに白癬菌(はくせんきん)だそうで、白癬菌は糸のように細長い格好をしていて、皮膚の表面に棲みついて、湿度の高い環境で活発にはたらき繁殖します。
 この厄介な水虫対策にも効力を発揮するのが銅パワーです。
足尾銅山観光売店のおばちゃんたちから、こんな話を聞きました。
「靴の中に十円玉を入れておくと、水虫が直るよ!」
実はこの方法は、手軽な水虫対策の知恵として、昔から伝えられていたそうです。
 この知恵をヒントに、銅の抗菌性を生かした靴下が発売されています。銅繊維を織り込んだ靴下一足あたり約20グラムの銅が使用されているそうです。足のにおいは皮膚にある雑菌と汗の成分が反応して起こるらしく、銅入りの靴下で足の雑菌を抑え、においや水虫を予防す効果があるそうです。
 この他にも銅の抗菌効果を生かした靴の中敷が発売されています。銅の使用方法は銅粉をプリント加工したもの、銅箔を包み込んだものさまざまです。いずれも銅の抗菌効果を利用して足と靴の中を衛生的に保つために役立っているようです。
 衛生的な環境に関心の高い現在、銅の抗菌効果を使った商品は人気を集めるのではないでしょうか。
 

2008年03月23日

銅が環境を守る

 茨城県霞ヶ浦には、アサギ、マコモ、ガガブタ、カワセミ、オオヒシクイ、コウノトリなど、水辺に色とりどりの草花が人の目を楽しませ、鳥のさえづりがうるさいくらいだったそうです。わが国で2番目に大きい湖ですが、みんなの憩いの場であった時代から、草木や動植物たちが数を減らし、姿を消しています。原因は汚染とプランクトンの増殖などによる「アオコ」が大量発生し、動植物の生きる場を奪っていくそうです。
汚染の原因の一つに周辺地域の生活雑排水のたれ流しが指摘されました。下水道整備の遅れがあり、生活雑排水の6割が未処理のまま湖に流れ込んでいたようです。
 この状況を見かねた茨城県は、銅のもつ抗菌、防藻効果に着目し、調査を重ねた結果、1992年からの4年間で、周辺28市町村、約14万世帯に台所流し台用の銅のバスケットを配布したそうです。
この銅のバスケットは、ステンレスなどの従来品と比べて網目が細かく、湖水の有機物汚染量を示すCOD(科学的酸素要求量)の改善を期待するものでした。
 結果は見事で、銅バスケットを使う前に比べて、使用後のCODは、2~4割改善されたそうです。銅バスケットを使用した環境改善策の成功は、大きな反響を呼び全国の自治体に広がったそうです。

2008年03月29日

銅イオン発生器が噴水で活躍

 緑の少ない都会でも、公園の噴水や池のまわりは皆の憩いの場です。しかし、近くでよく見ると水の中が緑色の藻でいっぱいな光景を良く見ます。この藻は、景観を損ねるだけではなく異臭や蚊の発生の原因でもあるそうです。レジオネラ菌などの微生物も異常発生するなどの大きな問題にもつながります。また浮遊してろ過器などの目詰まりの原因にもなります。温泉やプールでは、足元が藻で滑りやすくなる危険性や、レジオネラ菌の巣窟になる可能性があるそうです。ここで活躍したのは銅で、銅イオンの抗菌作用を用いた銅イオン発生器です。
 この装置には、電極版として銅と銀の合金が使用されたそうです。イオン濃度をコントロールする制御装置と電気ケーブルで結ばれ、銅板に電流を流すと、電気的に活性化された銅イオンと銀イオンが水中に溶出す仕組がこれらを解決に導いたそうです。
 プールでは、塩素を使用し殺菌するのが一般的ですが、殺藻効果が低いそうで、銅イオンの場合殺藻効果も高い為急速に普及しているそうです。

2008年04月25日

銅アーティスト coppers 早川

銅アーティスト coppers 早川さんの作品に銅の躍動感をかんじます。

HPを見つけ作品にみとれました。
メールで質問したところ個展が東京で開かれるとのこと!
見に行きます。

2008年 「銅の不思議な世界 2008 coppers早川展」 個展開催予定
所: 丸善・丸の内本店 オアゾ4階ギャラリーAにて
日時:5月21日(水)~5月27日(火)
午前9時~午後9時迄
最終日は午後4時閉場
主催:ドルスバラード
http://www.coppers-hayakawa.com/

キーホルダーを購入しました。
capper_hayakawa_ki-horuda-.jpg

米国環境保護庁が銅合金の殺菌性表示を認可

「銅は殺菌力があるという表示をしてもよい」 という認可がでました。公衆衛生に実際の効果があると認めた固体材料は、銅が初めてです。すごい!

2008年3月25日         
発表:2008年3月25日火曜日、米国東部夏時間午前8時30分。

米国環境保護庁が銅合金の殺菌性表示を認可

銅、真鍮、ブロンズは病原体を殺菌する
多剤耐性病原菌、MRSAも含む院内感染病原菌も、銅合金で殺菌できる。

ニューヨーク発―米国環境保護庁(EPA)は、銅及び銅合金の公衆衛生における殺菌力を表示する事を認可した。すなわち銅、真鍮、ブロンズなどは、人体に有害な致死性のある病原菌を殺菌し、公衆衛生に効果があるという表示が法的に認可されたのである。EPAが公衆衛生に実際の効果があると認めた固体材料は、今回の銅及び銅合金が初めてであり、殺菌効果の実証実験には環境保護庁も大きな役割を果たした。

環境保護庁の認める表示は、独立した検査機関が行なった実験結果に基づくもので、この実験はEPAの定める実験方法にのっとった形式で行なわれ、銅及び銅合金がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)として知られる病原菌なども含む各種の病原菌を殺菌する事を証明した。MRSAは抗生物質に耐性を持ち、人体にもっとも深刻な影響をもたらす院内感染・環境感染を引き起こす病原体のひとつである。

EPAの定める方法にのっとった形式で行なわれた上記実験では、銅、真鍮、ブロンズなどは、感染症を引き起こすさまざまな病原体の殺菌に効果があることが証明された。一例では、銅及び銅合金の表面では室温、2時間で、MRSAは99,9%以上が生存できなくなった。

認可表示には以下の報告も含まれている。「殺菌力のある銅および銅合金の表面は、実験対象となった病原体の99,9%以上を2時間以内に殺菌する。さらに同じ表面を、繰り返しこの病原体で汚染し続けても、その99,9%を殺菌し続ける。」「銅および銅合金の表面は、通常の感染コントロールに必要な措置、たとえば環境表面の清掃や消毒をしなくて済むというものではないが、その措置を補完するものとして考えられる。銅および銅合金の表面は、それだけで相互汚染を完全に防ぎきるものではないが、病原体汚染のリスクを低くすることが証明された。」

アメリカ疾病予防管理センター(Center for Disease Control and Prevention –CDC)から一般に発表されている資料では、全米の病院では毎年院内感染に罹る患者数は2百万人を超え、これによる死亡者数も一年間で10万人近くにもなるとされている。現在までにCDCが提唱している感染コントロールのための措置、たとえば手洗いの励行、消毒作業の徹底に加えて、銅および銅合金を環境表面―ドアや家具などの一部、ベッドの手すり、点滴の支柱台、ディスペンサー、蛇口、シンク、パソコンなどの作業台―などに、積極的に使う事で、病室で感染症に罹患するリスクを軽減できることが期待される。

コーティングや、その他の表面処理剤とは異なり、銅及び銅合金は材質そのものに殺菌力があり、磨耗などでなくなることはない。いつまでも材質そのものが、変わることなく病原体から公衆衛生を守る。現在主要医療機器メーカーでは、銅を使った製品開発に着手し始めている。

銅開発協会(CDA)は、米国の銅、真鍮、ブロンズ産業を代表し、情報、教育、市場および技術開発を担当する団体です。CDAは国際銅協会(ICA)の関係団体です。

背景として

近代医学が進化し、細菌が科学的に発見されるよりもはるか以前から、古代の医術者たちは銅の治癒力を利用してきた。エジプトでは飲料水や傷口の殺菌に銅を使い、紀元前5世紀のギリシャの医学者であり、『ヒポクラテスの誓い』を唱えて医学の父と呼ばれるヒポクラテスは、傷口や皮膚の炎症に銅をあてがって治療したとされている。また古代ローマでも、さまざまな病気の治療に銅が使われたと記録があるし、アステカでは喉の痛みの治療にさえ銅を使った。

このように銅そのものに殺菌力があることは歴史的にも知られてきたのだが、最近になってまた注目されてきたのには、理由があった。致死性の高い病原体、特に医療施設で感染症を起こすことが大きな問題となり、そういった病原体を殺菌することには銅は効果があるのではないかと考えられたためだ。アメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention-CDC)の推定では、医療施設でいわゆる院内感染に罹る人の数は毎年2百万人を超え、死者は10万人近くにもなるということである。これによる社会的損失は3百億ドルにも及ぶ。

CDAは5種類の銅、および銅合金(真鍮、ブロンズなど)の材質を選び、米国環境保護庁(U.S.Environmental Protection Agency-EPA)から殺菌効果を表示できる認可を得るための実験に着手した。実験はEPAが定めた厳しい基準を満たす形式(1)で行なわれたが、汚染から2時間以内で病原体の99,9%が死滅し、24時間経過後、さらには繰り返し汚染し続けても、その効果は失われないことが実証された。この結果がEPAに提出され、EPAは銅および銅合金が公衆衛生を守る効果があると表示する事を2008年2月29日、認可した。公衆衛生に効果があると表示することをEPAから許された固体材質は、銅が始めてである。
         
(1)実験に用いられた病原菌:黄色ブドウ球菌、エンテロバカス・エロゲネス、病原性大腸菌O157:H7、緑膿菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

医療施設においては、患者の手が触れる部分、いわゆる環境表面というものがいちばん問題になる場所である。ドアや家具などの一部、ベッドの手すり、点滴の支柱台、医療器具のモニター画面、蛇口、シンク、作業台などが、よく接触のある場所として頻繁に消毒を行なわなければならない場所である。コーティングや表面加工をしなければならない抗菌材と比較したとき、銅の殺菌性はその効果が薄れることはなく、効果のある部分が剥がれ落ちる心配もない。どのような場所に銅を使用できるかは、今後の研究次第だが、銅は継続的に殺菌効果を持ち、その効果が衰えることなく公衆衛生を維持することで、日常の生活をしながら病原体を減らす効果が期待できる。

以前から言われている消毒殺菌に効果的な方法である手洗いの励行などとともに、銅及び銅合金を環境表面に補完的に利用すれば、感染コントロールの第一の砦を築くことになる。銅及び銅合金は、感染予防や衛生状態を維持するために今まで行なってきた措置の代替策ではなく、現在の感染予防対策を補完するものとして位置づけられている。銅及び銅合金の殺菌効果で、病原体汚染を軽減することは証明されているが、必ずしも相互の感染の可能性を完全になくすものではない。

病院内での環境表面に銅を使うことの有効性を実証する臨床試験の予算が、連邦議会で承認された。この研究を監督・指揮するのはテレビ電話医療および高度技術研究所センター(Telemedicine and Advanced Technologies Research Center-TATRC)で、この機関は米陸軍医学研究司令部(U.S.Army Medical Research and Material Command –USAMRMC)の一部門である。研究はニューヨーク市にあるスローン・ケタリング記念病院癌センター、バージニア州チャールストンにあるラルフ・H・ジョンソン・バージニア医療センターで実施されている。実験は引き続き3度行なわれ、自然の物質である銅、真鍮、ブロンズが、病室での病原体の数を抑えるのに、どれほど効果があるのかを実証してくれるはずである。

日本銅センターより

2008年04月27日

雨水で銅の「殺菌効果」の実験を開始

雨水で銅の「殺菌効果」の実験を開始しました。
米国環境保護庁が銅合金の殺菌性表示を認可で銅の殺菌効果を紹介しましたが、肉眼で確認したくなり実験に至りました。

第1弾 雨水による実験
実験は、3本のペットボトルに雨水を入れ、1本はそのままの経過を観察、1本は銅繊維のついた割り箸をいれ、よくかき混ぜた後に銅繊維を取り出しました。最後の1本は、銅繊維が付いた割り箸でよくかき混ぜた後に銅繊維をペットボトルの中に残しました。
時間の経過とともに、(肉眼での実験ですが)水の汚れ方を観察していきます。

2004年4月26日(土)雨の天気を利用して、雨水をくんできました。
amamizu1.jpg
家のトヨから採取した雨水(ペットボトル500ml3本)と下に写っているのは銅繊維です。

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銅繊維を割り箸に巻きつけました。

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ペットボトル2本にこの銅効果を反映させる為、1本は箸に巻きつけた銅繊維でよくかき混ぜてから、銅繊維を取り除きラップをしました。

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4月26日 18:00実験開始・・・・管理場所(当社事務所)
水に変化があり次第UPしていきます。